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インチャとの再開 - 3 (記述式内観)

9月11日の日記の続き



ここで記述式内観の体験談を書こうと思う。

今回の出来事でなぜ「具現化するほどのインナーチャイルドはいないはずなのに」と思ったか、なぜ父を呼んだ時に涙がでたかの理由、また今後の日記を書く上で重要なことだから。



この体験談を書くことで同時に自分の過去を書くことになる。

正直、これを書き出すと結構長くなるのでかなり面倒。

自分の思ったこと、感じたことを文章にするのが苦手。

ボキャブラリーがないので辞書で意味を調べながらになりかなり時間がかかる。

ようは文章力がないのだが・・・(笑)

他の方のブログを拝見すると本当に関心する。

よくこれだけの長い文章書けるなぁ〜。自分では1日あっても難しい。と。



しかし、これをしないと前に進めない。

なので、気合いを入れて書いてみる。





一般的に広く知られている内観(吉本式内観)は、両親や他の方に

1.していただいたこと
2.してお返ししたこと
3.ご迷惑をおかけしたこと

を1人で1日中考え、思い出し、これを1週間続け、自分を見つめなおす。

(7,8年前、こちらに参加させていただこう思ったが1週間監禁状態になるため仕事の都合で諦めた)


この感謝を思い出し続け光に到達する吉本式内観に対して、記述式内観はどちらかというとマイナス感情に焦点をあてる。

感謝の紙に

1.していただいて、ありがたかったこと
2.迷惑を掛けてしまって、お詫びしたいこと

を書きだし、


ゴミ出しの紙に

1.思い出されたネガティブな思いや感情
2.今現在の否定的な思いや感情

などを書き出すことでマイナス感情(=ゴミ)を潜在意識から消してゆく。


手法は違うがどちらの内観も両親への感謝の気持ちに到ることで前向きに人生を生きることを目標とする。

まだまだゴミが多く、あらゆることへの感謝が足りない自分が言うと説得力がないが、
スピリチュアル的な観点からすると両親に対して感謝の気持ちに到ると宇宙=守護霊・スピリットに繋がりやすくなると思う。

感想を拝見すると人によっては一気にワンネスの片鱗を体験して、全てに感謝の気持ちを持つようだ。

・・・うらやましい(笑)



どちらの内観が良いかは、個人により合う、合わないの問題なのでここでは述べない。

ただ、他人や両親に対する憎しみ、恨みの感情に押しつぶされそうで窒息しそうだった自分にとっては合っていたと思う。



初めて記述式内観(=以下、今回に限り内観)を受けたのは奇しくもちょうど2年前、2004年9月25日。

そこから約1年半、延べ20日間受けさせて頂いた。



最初の2日ほどは、感謝の紙も、ゴミ出しの紙もまともに書けなかった。

睡眠障害で極度の睡眠不足だったせいで、何かに集中し始めるとすぐに眠たくなり、ウトウトしていた。

さらにあまりにもドス黒い感情が渦巻いていたせいかいざ自分の感情を書こうとしても何も書けなかった。

それを象徴してかできることは紙を真っ黒に塗りつぶすだけだった。


睡眠不足もつらかったが、この時不安神経症とそれに伴う軽度の鬱病を発症していた。内観などで自分の心を見ようとすると恐怖でパニックになりそうになり、精神安定剤片手に内観を受けていた。これは症状が快方に向かう2005年秋頃まで続いた。
(注 内観は医療行為ではなく、精神病の方は基本的に参加できない。



3日目あたりからなんとか文字として親に対する感情を書きだしはじめるが、根っこの部分でなく表面的な文句しか書き出せず、すぐに進まなくなった。その変わりに両親以外の他人、自分をいじめたりバカにした人達に対する文句を書き始めた。

そうすると色んな嫌な思い出が出始めた。

幼稚園の時に仲間外れにされたこと。小学校の時に引っ越してすぐ、いじめられたこと。中学校の時にいじめられたこと。etc・・・。

まさに相手を呪い殺すような感情をノートに書きなぐった。

激しく書き続け・・・数時間後には納まりはじめ、最後にはその人達に対する恨みの感情はほぼ消えていた。





4日目。やっと当初の目的だった父に対する内観を始める。



自分の人生はほとんど父に対する恨みをパワーとしていた。

小学校低学年。父は酒乱で仕事から帰宅後、酒を飲み暴れることが多かった。

そして、自分や弟に自分の劣等感を癒やすようにバカにした言葉を浴びせていた。

絶えない母とのいざこざやだらしない父を見ては絶対父のようになるまいと思った。

さらに父の存在を疎ましく思う事件がいくつかあった。



中学校の頃、仲の良かった友人が自殺した。そのニュースを見て動揺している私を父は横で笑ってバカにした。

高校生の頃。隠していたエロ本が父に見つかった。・・・・ことを母から聞いた。
同じ男としてどうかと思い、子供心に傷つく(笑)

受験勉強していた頃、酔った父に「頼むから俺の為に大学受かってくれ!」と泣いて頼まれる。




父は仕事、酒、母に依存していた。
子供に対してちょっとした会話はあった。
しかし、私は父と34年間「対話」をしたことがないし、ほとんど遊んだ覚えがない。




そして、父のようになるまいと生き続けた人生だったが、内観をしながら胸を痛めていた。

仕事や恋愛に依存していた自分は父と一緒だと。

父に固執したり、親の期待に応えようとするあまり自分を無くしていた・・・。




しかし、スタッフの方にそれは置いておいて父への感情に集中するように促されて書きだしを続けた。



父への恨みや憎しみを書きなぐっていく。

それはいつしか「愛情が少ない」→「愛情がない」→「愛がない 愛がない 愛がない」・・・・と、変わっていった。

と、同時にそれは自分のことだと自身を責めつつの内観だった。



7日目の内観。続けて父に対してゴミ出しを行う。

それはすぐに父への文句から「寂しい」「愛して」と言う言葉に変わっていった。
そして、どんどん幼少の頃に戻っていき「だっこして」「おんぶして」の言葉と共に涙が溢れて止まらなかった。

次に書き出しは父への手紙に変わってい。そこには、それまでのような怒りは無く「〜して欲しかった」と「あなたは私の父親です」という意味の文章を延々と書き続けた。

そして、泣きながら「お父さん お父さん お父さん・・・」と数ページに渡って書き出していると、主催者(当時)である小野先生に呼ばれ胸に手をあてられた。そして、内観始まって以来初の感謝の紙に書くことを勧められた。

そして、「私はお父さんが大好きです」から始まり「〜しているお父さんが大好きです」と出せる精一杯の言葉をいくつか書き出してその日の内観は終了した。

それまで自覚できていなかったが、僕は父を好きであり、そして父を強く求めていた。

だから自分のインチャが具現した蓮さんの「お父さん〜」と助けを呼ぶ言葉に反応し涙した。

ずっと父に助けて貰いたかった。愛を求めていたのだ。



内観している途中でわかっていた。父も大きなインナーチャイルドを抱えていた。

7人兄弟という親子ほどの年の差がある兄弟関係の中で、一番上の兄夫婦に育てられた父は親の愛を十分に受けていなかった。

そして、子供の頃の腕の骨折で間接が少しうまく曲がらなかったり、要領が悪かったりで友達にバカにされたりしたのだと思う。

仕事や酒や母に依存しないと生きていけなかった。そんな苦しさの中でよく家族を食べさせてきたと思う。

昔、酒乱だった父だが、年老いた今となっては夕食に酒をたしなみ、そのまま一眠りする。

今となっては、気持ちよく寝ている父を見てかわいくすら感じる(笑)




自分の人生にもっとも影響を与えていた父の内観を終えて、後は母だけだと楽勝気分だった。

しかし、実際は甘くなかった。



母への感情は、子供の頃厳しくされた覚えはあっても父に反比例してよくしてもらった思い出が多く、感謝の方が多かった。

母への恨み言を書いても感謝の念が出て後ろめたさを感じ、書きだしはなかなかはかどらなかった。

また、内観の間に期間が空いたり、新たな因縁に対して書きだしをしたりで紆余曲折をへて、通算12日目を迎えていた。



その日も書きだしが今ひとつはかどらなかった。

そして、スタッフの方に言われたことは「お母さんに甘えたりないんじゃない?」

返した言葉は「まさか。そんな事思ってませんよ。」

実際34歳の男がそのような事を思っているとは思えなかった。実際にそう感じてはいなかった。

そんなやりとりをしながら、「甘えたりない」と繰り返して書き出すことになった。



席に戻ってしぶしぶやってみると、しだいに腑に落ちるというか、思い当たるふしが出てきた。

それは、例えば女性に対する恋愛感情は母に対する求愛感情が含まれていたり、自分の奥深くの心がその通りとうなずいていたこと。

その状況に自分自身でびっくりしていた。顕在意識は「甘えたりない」とつゆとも思っていなかったが、潜在意識ではそのように思っていたのだった。

人間が持つ建前と本音のうち、本音を引き出すことに重点を置く記述式内観の真骨頂を自ら体験した。



そして、その日は調子に乗ったまま「甘えたりない」を繰り返し書きだし、時間切れとなった。




それで少し満足したのと、大きな失恋を経験したせいか内観を受ける気力が無くなり、それまで連続で行っていた申し込みを一切しなくなった。




時は流れ、年末。内観受講者の集まりの席で「内観はもう受けないの?」と聞かれた。

今は受ける気がしないと返答すると「もう問題は解決したの?」と言われ、返答につまった。

その出来事を受け、最後まですると意を決した。



明けて2006年1月。通算17日目の内観を受ける。

体調を万全にする為、前日に上京するがやはりいつものように緊張して眠れない。

そして、また眠い目をこすりながら書きだしを行う。

母へのゴミ出しは深く、自分の生に対する恨み言まで及んだ。



高校時代から自分は他人とは違うと意識し始めた。

教室になじめない。心を打ち明ける友達がいない。人をうまく好きになれない。

彼女ができても一緒にいると息がつまって、家に帰るとゼーゼー言ってる。

大学に行って、サークルに入るが大勢の中にいると緊張で頭が痛くなる。

なんであんな奴に彼女がいて、俺にはいないんだ?

なんで人をだます奴がいい思いして、俺はこんな苦しいんだ?

なんの為に俺は生まれてきたんだ?

なんで俺を産んだんだ?

なんのために?

なぜ?



みっともないほど泣きわめいた。目を赤くして泣き叫んだ。



そんなみっともない自分だけど、内観を終えた後笑って話せる仲間がいた。



その時、思った。


「こんな自分でもいいんだ」


ただ、泣き言や愚痴を聞いて貰えるだけでも癒やされることをこの時知った。




その日はそんな恨み言を書いて時間切れとなった。

しかし、家路の途中から心臓あたりが痛くなり始める。

ここで普通なら病院へ行くのだが、それまでの経験で自分の潜在意識のゴミ(カルマ?)が現象化している思い、、スタッフの方にお願いして翌週内観を受ける。

この日もウトウトしながらゴミ出しを続けるが、変化無く終わってしまう。

ヒーリングをして頂いたが、胸の痛みは治らない。



そして、さらに次の土曜日。内観を受ける。

「なぜ産んだ?」と、とにかく書き続ける。



翌日曜日。昼休みを終えて数時間後、筆が止まる。

スタッフの方に呼ばれて「どうしたの?」と聞かれる。

「産んだのは納得いかないけど、僕を食べさせて育ててくれた。怪我したときも自転車で病院に連れて行ってくれた。一杯よくしてくれたのを知っている」子供のように泣きじゃくりながら言った。

そして、スタッフの方に促され、感謝の紙にその気持ちを書き出して僕の内観は終わった。



母もまたインナーチャイルドを抱えていた。

実の母は別の人で実の父は会わずじまい。

トラウマを抱え、田舎特有の世間体や生真面目さを併せ持っていた。







今思えば内観を受ける前の僕のインナーチャイルド(=インチャ)は、あまりの恨みの感情に覆い隠されてで顔が見えないどころかどろどろの亡霊と化していた。

そして、内観でゴミを出し続け、ただの泣き叫ぶ子供として姿を現した。

しかし内観を終えた後、もう終わったと思い意識しなかった。



だが実際のところ、インチャは癒やされないまま眠っていただけだった。



先月受けさせて頂いたdozenのインナーチャイルドワークで教えられた、自分のインチャに名前を付けて癒やす方法。


その方法は、昔アダルトチルドレンに回復方法を調べていて、実際にやっていた。

(その時ある程度の効果はあったが、マイナス感情が強すぎて続けられなかった。)

が、その時は自分のインチャがあまりイメージできなかったので、自分のインチャは(消えたとは思っていないが)その方法で癒やすほどではないと思っていた。



だから、先日の蓮さんによる自分のインチャの声を聞き、

「具現化するほどのインナーチャイルドはいないはずなのに」

と、思った。



しかしその後、無意識で奥深くに押しやっていたことに気付いた。

そして、以前の日記で誰にも知られたくないのは自分のインチャの悲痛な叫びだとわかったのだった。






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なお、実際の内観で20日間も受ける人は少ない。
早い人は1,2日で両親とも感謝に至る方もいる。
今回の体験談はあくまでも一例です。

(注)記述式内観は「基本的に」適切な指導を受けて進めます。
   自宅で一人で行うとあまりよい結果に恵まれないようです。

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2006/06/12につづく





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